コルポスコピー検査以外の検診は事前のご連絡不要
予約なしで直接ご来院ください
お急ぎの方は診察予約も可能です(別途予約料¥1890)
 

子宮頸がん検診

 子宮の頸部に発生するがんは、性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染が原因です。性交渉をしたことがなければならない病気ですが、性交渉の経験があれば生涯で4人中3人がHPVに感染すると言われています。そのため多くの女性にリスクがある病気だと考えれれています。定期検診などで見つかる初期の段階では自覚症状はありませんが、がんが進行すると持続する性器出血や腹痛がみられます。
ほとんどの方は初期の段階で検診で見つかることが多いですが、10代でも子宮頸がんにより子宮を失ってしまう女性がいるのも現実です。
子宮頸がんは予防できる数少ないがんです。検査や予防接種は積極的に受けてください。
 
 当医院では、いつでも予約なしで子宮頸がん検査を実施しています。保険診療の場合は、確かな技術で精度の高い方法(シンレイヤー法)を用いて正確な結果を心掛けています。
性交渉の経験のある方は年に一度子宮頸がん検診を受けられることをおすすめしています。
大阪市民の20歳以上の女性は、2年度に1回大阪市の子宮頸がん検診を受けられます。
申し込み用紙は当院で御用意しております。無料クーポン券をお持ちの方は無料になりますので必ず当日持参してください。
 
初診料+検査費用:8000円程度
大阪市子宮頸がん検診:400円
 
クーポン券をお持ちでない方でも無料で受けられる場合がございます
 
ご不明な点はお電話でお問い合わせくださ
 

 
 子宮頸がん検診で要精密検査と診断された方へ 
子宮頸がん検診で異常が見つかった場合、当医院ではHPV検査やコルポスコピー検査などの精密検査を行っております。
「精密検査は痛い」などネットにはたくさんの情報があふれていますが、不安になり受診を怖がらないでください。当医院で検査された方で痛みを訴える方はごく稀です(希望の方は鎮痛可能です)子宮頸がんは治療できます。必ず早めに受診してください。
 
他院で検査を受けられた方は、必ず検査結果をご持参ください。
検査結果により精密検査内容は異なりますので、まずはお電話にてお問い合わせの上お越しください。お電話でのお問い合わせがない場合は即日検査ができない場合もございます。
 
中等度異形成以上の方で、HPV検査の結果により治療が必要な方は“子宮頸部レーザー蒸散術”も行っております。 (事前予約制)
 
 

子宮頸がん検査結果

  
NILM:異常なし。年に1度の婦人科検診をおすすめします。
ASC-US:軽度に変化した細胞があります。ハイリスクHPV(ヒトパピローマウイルス)検   
      査の後、結果が陽性であればコルポスコピー検査を行います
ASC-HHSILを除外できない異形細胞があります。 精密検査が必要です。
LSIL軽度異形成が疑われます。精密検査が必要です。
HSIL中等度異形成~高度異形成以上の異形細胞の可能性があります。精密検査が必要
    です。
SCC子宮頸がん(浸潤がん)を疑います。精密検査および治療を要します。
 

コルポスコピー検査

 コルポスコピー検査では子宮頸部をコルポスコープという拡大鏡で観察し、肉眼では見られない病変を病理検査により診断します。当医院では子宮頸がん検査を行ったのち、精密検査が必要な場合は、コルポスコピー検査を行っております。他院で検査された方も結果をお持ちであれば即日行うことができます。
コルポスコピー検査は毎日行っております
月経期間を避けて必ず事前にお電話にてご予約ください
 
検査方法:
子宮頸部に薄めた酢酸を塗布したのち、コルポスコープで観察して病変がみられる子宮頸部の組織を採取します。止血困難な場合は止血剤を使用し、ガーゼで30分程度圧迫します。ガーゼを抜き止血確認を行います。検査自体の時間は10分ほどです。病理検査結果は10日~1週間程かかりますので結果を聞きにご来院ください。
検査後は少量出血が2‐3日継続することがあります。生理2日目以上の出血がある場合は早めに受診をしてください。
当日の入浴はシャワーのみにしてください。
当日の自転車でのご来院はお控えください。
検査後医師の許可がでるまでは性交渉ができません。
 

子宮体がん検診

  
子宮体がんは子宮体部に発生するがんで、卵胞ホルモン(エストロゲン)が関わっています。自覚症状としては主に不正出血(生理予定日以外の出血や月に2回以上生理がくるなど)が多く、初期の頃は無症状の場合が多いため、なかなか気気付かず異常を感じた時には進行していることがよくあります。閉経後や更年期で不正出血のある方は、注意が必要です。「そういう年齢だから大丈夫」と思わずに必ず受診しましょう。子宮体がんになりやすい年齢は40代後半から増加し、年齢を重ねるにつれて羅患率が高くなる病気です。特に乳がんの術後や家族性の乳がん・子宮がん・卵巣がんの方は発症のリスクが高くなります。年に一度は婦人科検診を受診してください。当医院では、症状がある場合やリスクがある場合など対象の方のみ検査を実施いたします。
 
子宮体がん検査は少し痛みを伴う検査になります。当医院ではより痛みの少ない器具を使用しております。不安な方は痛み止めをしてから検査を行うこともできますので、医師または看護師にご相談ください。
検査結果は10日~14日ほどかかります。結果を聞きにご来院ください。
また結果に異常があった場合、当医院での精密検査(子宮内膜組織診)を日帰りで実施することができます。
 

乳がん検診

 
 当医院では、視診・触診・超音波による乳がん検診を実施しております。
マンモグラフィによる検査は実施しておりません。
 
大阪市民の方は、大阪市乳がん検診(超音波)が行えます。30歳~39歳の方を対象とし、年に一度受けることができます。
 
初診料+検査費用:8500円程度
大阪市乳がん検診:1000円
 
大阪市乳がん検診は無料で受けられる場合もございます。