外陰部ヘルペス

 
ヘルペスウイルスの感染が原因の性病です。性行為のあとすぐだけではなく、一度感染すると、ウイルスの一部が神経節に潜んで、数か月や数年たってから症状が出始めたり、何年もたってから再発したりすることもあります。再発は免疫力の低下で引き起こされることが主で、体調を崩したり、月経や妊娠の際に起こることがあります。
 
初期の治療が肝心ですが、悪化する前に早く受診してください。ピリピリとした痛みから始まり、潰瘍(口内炎のようなもの)が多発すると、激痛を伴います。悪化すると陰部が腫れて排尿困難になる方もいます。
 
当院はすぐに結果の出るキットを採用しておりますので数分で確実に診断いたします。
内服治療や重症の場合は点滴による治療も行います。
 
再発の際は痛みは少なく、ピリピリとした刺激やかゆみとなることが多いです。再発防止の方法としては、当院では抑制療法・長期療法のほかにPIT療法(アメナリーフ錠)を採用しています。
抑制療法:症状がでた場合、内服していただきます。
長期療法:毎日薬を内服し、症状の発生を予防・減少させます。
PIT療法:再発に備え、あらかじめヘルペスの薬を処方します。
      症状が現れたら、即時にカロリー摂取(200cal)をし、薬を内服します。