不妊治療

 
 
1年間避妊せず夫婦生活をおくっても妊娠しない状態を不妊症と呼びます。また、妊娠はするけれど流産早産などをくり返し、子供をもてない状態を不育症と言います。
 
不妊治療は保険診療で行える全ての治療を実施しています。
自治体ごとに不妊治療に関わる検査の補助金がでますので、各自治体のHPをご確認ください。
 
パートナーと ご一緒に来院していただけば、男性の不妊治療の診察もしてます。
入籍前の方も、妊娠にむけての栄養指導や検査は受けられますので、来院しご相談してください。
 
ご来院が難しく不妊治療の診察や相談をされたい方は、オンライン診療もご利用可能です。ご不明な方はお電話にてお問い合わせください。
 
  
《 診察の流れ 》  詳しい検査の内容について
①婦人科スクリーニング検査
・感染症検査
・子宮卵巣形態チェック(エコー)
・卵巣周期によるホルモンチェック等(採血)
  (費用の目安:8,000円~)
  ⇒排卵周期により次回診察日を決定
 
②採血によるホルモンチェックと超音波検査による卵胞チェック
 
検査結果をもとに治療方針を決定し、ご希望に沿って排卵誘発や人工授精(AIH)などを行います。排卵に合わせて次回の診察日が決まるので仕事の都合など調整していただく必要があります。
通院ペース:月4回~(個人差があります)
 

当院ではパートナーの方に限り、必要があれば男性の検査も行っております。男性が検査をすることも不妊治療の一環としてご案内する場合がございますので、2人だけで悩まずにまずは気軽に相談しにきてください

 
 ・排卵誘発
うまく排卵をしていない方は生理2日目から卵胞刺激ホルモン(ゴナールエフ)の注射を開始し、超音波で卵胞の発育状態を確認します。充分に育てば排卵を促す注射(HCG)をし、その日にタイミングをとっていただきます。注射後48時間以内に排卵するため、2回以上チャンスをもっていただくことで確率があがります。
 
・ AMH検査 7,700円 (保険適用外)
アンチミューラリアンホルモンとは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのことで、AMH検査は卵巣内に血液検査でどれくらいの卵の数が残っているかを調べる検査です。ご希望の方は診察時にお伝えください。
 
③妊娠に向けての栄養指導
健康診断の結果を持参いただき、妊娠にむけての身体作りについてエレビットなどの
マルチビタミンやMSSなどのサプリメントをご案内しています。
 
当院ではエムセラも導入しています。骨盤内の血流改善を促す最新機器で、骨盤内にある卵巣や子宮の活性化や子宮への高着床が期待されています。骨盤庭訓の筋力トレーニングもでき、不妊治療だけでなく産後の尿もれやお湯もれなども効果が見込まれます。
 

   
高次の医療が必要な場合は提携医療機関またはご自身の希望される医療機関に紹介いたします。当院では国内最先端の不妊治療を行っているHORACグランフロント大阪クリニックとも連携しております。ご希望があれば診察の上、ご紹介できますので、まずは当院に受診してください。
  
 

 
 現代社会では様々な要因があると考えられますが、不妊で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。不妊も日々進歩しています。将来が妊娠を希望しているが自分の今の状態を知りたい方や不安な方はスクリーニング検査を行っています。自分一人または夫婦だけで悩まず、相談からでも構わないので気軽に受診してください。