バルトリン腺膿腫 |

会陰(膣と肛門の間)に左右対称にあるバルトリン腺が、詰まって粘液がたまったり、感染を起こして膿がたまったりした状態です。感染がなければ痛みはありませんが、感染した場合はかなりの痛みを伴います。痛みが出た場合は自然に治りにくいです。なるべく早めに受診して下さい。性病ではありません。(両側に同時発生する場合は性病のこともあります)。また、バルトリンよりも上、だいたいクリトリスの両側あたりにあるスキーン腺膿腫・嚢腫もしばしばみられる陰部の腫れのうちの一つです。
何回か嚢腫に対し穿刺、内容吸引するとしばらくの間落ち着くことがありますが、かなりの方は繰り返し感染をおこし疼痛を伴います。
当院ではなるべく嚢腫内の壁をレーザーで焼きとる、ステロイドの注射をすることで再発しにくい方法を工夫してます。他院でバルトリン腺のレーザー手術(外来)と書いてあるものはバルトリン腺を開窓(穴を開ける)する際にメスでなくレーザーを使っているということで当医院のレーザー手術とは全く異なります。当医院ではレーザーでバルトリン腺膿腫・嚢腫摘出術(袋を完全に焼き切る。2cm以下の穴から)を行うという他に例のない手術を実施しております。
他院では疼痛の対策をしないまま外来治療を行うことが多く、恐怖を感じながら来院される方も多いですが、外来での手術症例の多い当医院では除痛をしてから治療を行いますので早めに来院してください。(さらに穴を開けるだけではありません)
・治療費の目安
初診時にかかる費用 8千円程度
手術費用 1万5